ガラス工芸品などを追加/井手町ふるさと納税返礼品
六瓢箪が描かれた八木徹さん作のガラスデキャンタ

ふるさと納税で井手町は、全国から希望の自治体を選べるインターネットサイト「ふるさとチョイス」の町のページに、新たな返礼品を加えた。
新返礼品は、八木徹さんによる京絵付けガラスボトル、ガラスボール、およびそれらのセット、ガラスデキャンタ、「きくいち」によるたけのこご飯の素(2合分×2個)・こだわりの米(2㌔)・1合枡(1個)のセットの計5点。
八木徹さんは清水焼の伝統工芸士で、自身の「海峰窯」を町内で開いている。返礼品は町の担当者と相談しながら作り上げた。環境省「平成の名水百選」に選ばれた町内の玉川で見られるカワセミが描かれたものや、古来より縁起物として伝わる瓢箪が六つ揃い、無病(六瓢)息災と言われている「六瓢箪(むびょうたん)」をデザインした作品もある。

名産品を生かした「たけのこご飯の素・きくいち米・升セット」

たけのこご飯の素などのセットは、山城産の筍を100%使用。米は「きくいち米」と命名された地元産。
担当する町地域創生推進室は「町外の人に井手の魅力を楽しんでもらいたい」と、新たな返礼品開発に精力的に取り組んでいる。返礼品は昨年度末で29点だったものが、今年度80点まで増えた。ふるさとチョイスではこのうち、4日時点で在庫のあるものは67点となっている。