筆談「ブース」などにぎわい/Love京田辺マルシェ
大幅にレイアウトを換えたライトコートが終日にぎわった

今年3月以来、8回目となる「LOVE KYOTANABE マルシェ」が26、27日にブランチ松井山手=京田辺市山手中央=で行われ、家族連れなどで朝からにぎわいを見せた。
京田辺農福観地域づくり協議会が主催し、各日40ブースが軒を並べた。2019年5月の開始以降、マルシェの出店数は順調に伸び、前回から土・日曜の2日間にわたり開催している。

日用品、雑貨を求める市民らと店主が交歓を深めた

チラシを減らし環境に配慮するのと同様、「どんな人にもやさしく、つながりを」とうたう理念に沿い、各ブースがペンとメモを用意して筆談が可能に。ライトコートを大きく配置換えし、日用品や雑貨、アクセサリーなどを扱うブースが市内外からの来客を呼び込み、会話も弾ませた。
JR松井山手駅に近い正面入り口辺りに移動したステージでは、竿下和美さん(ピアノ)と中地聖子さん(サックス)のユニット「ティーモ」がジャンルも広く音色を響かせ、ムードを盛り上げた。
コロナ緊急事態宣言は解けまん延防止等重点措置が続くが、自宅を飛び出してブランチまで足を運んだ親子らは豊富に並ぶメニューを頬張り、初夏の休日を満喫した。