秋季特別展『神のすがた・仏のかたち』/12月19日まで・城陽市歴史民俗資料館
井手町最古の仏像・西福寺「木造聖観音立像」

城陽市歴史民俗資料館「五里ごり館」で、JOYOエコミュージアム秋季特別展『神のすがた・仏のかたち―城陽・井手を中心に』が始まった。帝塚山大学附属博物館との共催。城陽市の極楽寺「木造女神立像」、井手町の西福寺「木造聖観音立像」等が寺外初公開も多く、古代から近世に至る両市町の仏像等の文化財が一堂に揃う。展示点数は実物、写真(図表を含む)合わせて94点に上る。
帝塚山大学附属博物館と城陽市歴史民俗資料館「五里ごり館」の共催展は、2019年の「自瓦自賛-瓦を解き明かす」以来2回目。同博物館は数年前から、城陽市や井手町の寺社文化財調査を行っており、昨秋には「木津川をめぐる神と仏―井手・城陽の調査から」を開催。この展示が契機となり、城陽市の旦椋神社「大将軍神像」と井手町の西福寺「不動明王坐像」が、新たに京都府暫定文化財に加わる成果をもたらした。

寺外初公開の城陽市にある極楽寺「木造女神立像」

今回の共催展も、この流れを受けて企画。今年4月から共同調査を行い、寺外初公開の極楽寺「木造女神立像」(江戸時代・城陽市)、井手町では最古の仏像である西福寺「木造聖観音立像」(平安時代)など郷土の文化財に興味のある人を引き付ける展示内容となっている。
秋季特別展の開催期間は12月19日(日)までの約1カ月半。月曜日や祝日の翌日などは休館。「関西文化の日」である11月3日(水・祝)と最終日12月19日(日)は、誰でも無料で入館できるお得な日となる。
関連事業として、12月15日(日)午後2時から、館内でギャラリートーク。11月28日(日)午後2時から、第90回文化財講演会「城陽・井手の仏をめぐる」、12月11日(土)午後2時から第91回文化財講演会「晩年期の快慶」が、いずれも文パル第3会議室で開かれ、聴講は無料。
なお、市歴民「五里ごり館」の開館時間は午前10時~午後5時。入館料は大人200円、小・中学生100円。ただし、市内在住小・中学生や65歳以上の高齢者、身障者手帳を持つ人は無料。詳細は市歴民℡0774-55-7611まで。