心癒す寅のイラスト/城陽市寺田コミセン「年賀状展」
今回も、数多くの力作が寄せられた年賀状展

文化パルク城陽西館3階にある寺田コミセンで1日、恒例の「年賀状展」が始まり、来館した市民らの心を和ませている。
スマホの普及により、若年層を中心に年賀状を出す人が減少傾向にあるが、遠方でなかなか会えない人や旧友から久しぶりに新年の挨拶をしたためたハガキが届くと「心が温まります」という人はまだまだ多い。
同コミセンでは、文パルが開館した翌年の1996年から四半世紀以上にわたって、2月に年賀状展を開催しており、今回も75点の秀作が揃った。
展示に先立ち、同コミセン運営委員会(服部有雅会長)で審査を行い、金・銀賞各1点と銅賞2点、佳作4点の計8点を厳選し、この日の展示初日に出品者非公開の上で発表した。
年賀状には、干支の『寅』のイラストを手描きしたものも多く、「寅(トラ)イの年」「トってもラっきいな年」などと前向きに捉えた文言が目立った。
イラストは見ているだけで心が癒され、ぜひ来館時には観賞を。展示は27日(日)まで、入選者には、賞品として近隣スーパーの商品券がプレゼントされるという。

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※当サイト2月2日付で掲載した「春呼ぶ獅子舞・今年も巡回」の記事中にある「佐々木金太夫一行」は、三重県桑名市の「伊勢大神楽講社」と関係がありませんでした。
お詫びして訂正いたします。