市制施行50周年記念特別展『城陽の至宝~原始から近世まで』/12月18日まで・城陽市歴史民俗資料館
「原始~古代」府内最大の久津川古墳群出土遺物も多数展示

城陽市歴史民俗資料館「五里ごり館」で、JOYOエコミュージアム・市制施行50周年記念・特別展1『城陽の至宝~原始から近世まで』が始まった。輝く城陽市の節目に古墳から江戸時代に至るまでの文化財を一堂に展示。旦椋神社の冑(室町~戦国時代)や2019(令和元)年の水度神社本殿改修時に発見された1448(文安5)年造営時のものと思われる木材など初公開の遺物も含め、実物、写真パネル(図表を含む)合わせて253点を紹介している。
今回の特別展の構成は、古墳時代(原始)から江戸時代(近世)に至るまでの城陽市の〝宝〟を存分に市民に紹介する。
まず「原始~古代」のコーナーには、縄文時代の水辺遺構「水主神社東遺跡」から発見された木組遺構、久津川古墳群内の「西山2号墳」から出土した三角縁獣帯四神四獣鏡(同志社大学歴史資料館蔵)、観音堂地域にある「冑山古墳群」出土の府指定文化財・形象埴輪などが並ぶ。
「古代から中世」では、旦椋神社に祀られていた武装形7駆、束帯形11駆、童子形1駆の計19駆からなる「大将軍神像」(府暫定登録文化財)や同神社蔵の冑=五里ごり館寄託=など歴史好きの人なら興味深い展示が目白押し。

「近世」長池宿のにぎわいを旅籠「松屋」関係資料等で紹介

ラストの「近世」では、富野の氏神「荒見神社」の薬医門(神門)の図面、江戸期の宿場まち・長池宿のにぎわいを示す旅籠・松屋関係資料として「国家講看板」、水度神社と中天満神社蔵の「おかげ踊図絵馬」2点が実物展示されている。
このほか、ギャラリー展示として城陽市50年の歩みを写真パネルで振り返るコーナーもあり、老若男女が楽しめる。
特別展の開催期間は12月18日(日)までの約1カ月半。月曜日や祝日の翌日などは休館。「関西文化の日」である11月3日(木・祝)、市制50周年記念式典が開かれる16日(水)と最終日12月18日(日)は、誰でも無料で入館できるお得な日となる。
関連事業として、11月12日(土)午後2時から文パルふれあいホールで、古墳シンガー・まりこふんによる「古墳トーク&ライブ」を開催。
まりこふんは、仁徳天皇陵を訪れたことをきっかけに古墳巡りを始めた女性シンガー。3000基以上の古墳を巡った経験を伝えたい、と全国各地でイベント活動を展開している。来場希望者は市歴民「五里ごり館」℡0774‐55‐7611へ電話予約を。
なお、市歴民「五里ごり館」の開館時間は午前10時~午後5時。入館料は大人200円、小・中学生100円。ただし、市内在住小・中学生や65歳以上の高齢者、身障者手帳を持つ人は無料となる。