ごみ減、ドライブスルーで/宇治市、城南衛管
5時間で約600台が来場した「ごみスルー」第6弾

宇治市と城南衛生管理組合は18日、クリーンパーク折居で、ごみ減量イベント『やっちゃえ・ごみ減!ドライブスルーdeリサイクル』第6弾を開いた。環境問題に関心を寄せる市民が〝まだ使える〟品々を持ち込んだ。
このイベントは「うちでは不用になった。でも捨てるのはもったいない」などといったリユース品やリサイクル品を便利なドライブスルー方式で回収する好評の催し。2020年度から年2回(9月と2月)開催している。市が進めるエコ・アクション・ポイントの付与対象事業となっており、イベント参加者には50ポイントが加算される。
今回の回収品目は衣類、靴、鞄、ぬいぐるみなどの海外リユース品をはじめ、羽毛ふとん(ダウン50%以上)、食器類、金属製調理器具類、スポーツ・アウトドア用品、楽器類、宇治市立中学校の制服・体操服、ミシン、工具類、パソコン、タブレット、スマホ、携帯電話、小型家電類、自転車など。
午前10時のイベント開始と同時に、いらなくなった品々を積み込んだ乗用車が続々と来場。約30人の職員が5つのレーンへマイクで誘導したり、トランクから手際よく品々を下ろすなど、スムーズな回収に努めた。リユース品を積み込むための4㌧車も4台配備した。
終了時刻の午後3時までに、ごみ減量意識が高い約600台が来場。回収量は約15㌧にのぼった。