危険箇所をグループ討議/井手小「交通安全教室」
危険だと思う箇所を発表する児童

井手小学校(中島智幸校長)で17日、6年生(32人)が「交通安全教室」に臨んだ。
田辺署の警察官が来校して講師役を務めた。自転車の正しい乗り方や、自転車でも不注意が大事故になる事があることなどを話した後、写真を示してグループ討議を行った。
写真は、【想定①】交差点で歩行者用信号が青になったもの。【想定②】真っすぐな道路に「止まれ」の表示があり、交差点や駐車場が見えるもの―の2つ。
児童らはグループに分かれて、相談しながら「どんな危険が潜んでいるか」をワークシートに記入した。
発表した代表者は「曲がってくる車に注意(想定①)」、「駐車場や交差点から車が出てくるかもしれない。左右を確認して進む(想定②)」などと話した。
また、普段の自転車の乗り方を振り返り、「横断歩道を渡る時は自転車を降りるなど、歩行者を優先しようと思った」と発言した児童もあった。
最後に警察官は、「どんなところにどんな危険があるか、しっかり考えて生活を」と呼び掛けた。