京田辺市立社会福祉センターで7日、就学前親子のフリースペース「いつでもだれでも」が開かれ、地元の中学・高校生5人も親子と交流を深めた。
1992(平成4)年に市社協(北尾高亨会長)が始めた社会福祉体験学習の一環として、生徒たちも合流した。
自分の生活している地域に出よう・見よう・知ろう―を掲げ、市内在住・在学の中高生が夏休みを利用して福祉施設などでボランティア活動を体験する。
市内26施設・団体が受け入れる今年も生徒75人が応募し、体験の真っただ中だ。
この日、同センター会場に培良中3人・同志社国際高2人の有志が加わり、壁面を彩る装飾づくりや水遊びの相手を買って出た。
子供たちが笑顔を、母らも会話を弾ませるアットホームな雰囲気に包まれ、芝を敷く屋外スペースでは、夏ならではの水遊びを展開。
子供たちは水鉄砲やホースを手にテンションもぐんぐん上昇。
高校生のお姉さんと肩を並べ石けん水に浸した輪をフリフリしてたくさんのバブルを舞い上がらせた。
同志社国際高の伊藤梨子さん・中島紅春さんは「子供が好きで一緒に遊びたい」「子供たちは元気いっぱい」と無尽蔵のエネルギーに精いっぱい応えた。
福祉体験は16日(金)まで続き、21日(水)に振り返り会も行う。