
井手町スポーツ協会(上島勝廣会長)は19日、第19回同町マラソン大会・第33回ジョギング大会を開催した。町役場が発着点で、サブタイトルは「丘の上のマラソン大会」。山並みを背景とした風光明媚なコースを、合計120人が駆け抜けた。
住民に健康増進のため、毎年この時期に開催している恒例の大会。今年は、より参加しやすいようにと、一般2.8㌔が新たな種目として加わった。
開会式は午前8時30分から、役場敷地内にある、橘氏の権力のシンボルとして建てられた井手寺の五重塔基壇跡で実施した。
上島会長は「昨年からこの役場を発着点に開催し、好評を得た。今年は参加が20人以上増え、大変喜んでいる」と挨拶。井手町ミニバスケットボールクラブのキャプテンを務める岡田望愛(のあ)さん(井手小6年)が「私たち選手一同は、この丘の上のマラソン大会を通し、井手町全体を活気づけられるよう最後まで全力で走り切ることを誓います」と力強く選手宣誓を行った。
9時にジョギング大会(1.5㌔)がスタート。直後に控えるマラソン大会のウオーミングアップに位置付けて参加しているランナーも多くあった。ジョギング大会のみの参加は15人だった。
9時25分から、6.7㌔(一般・中学生の部)、1.5㌔(小学1・2年生の部)、2.8㌔(一般の部)、2.8㌔(小学3・4年生の部、5・6年生の部)の順に、合計105人のランナーがスタートを切り、田園風景の中を力走。沿道からは「頑張れ!」の声が響いた。