
京都府吹奏楽連盟と府公園公社が主催する音楽祭「サン・サン・オープンエア フェスティバル」が29日、府立山城総合運動公園(太陽が丘)で開かれた。澄んだ青空の下、中高生たちが若さとパワーあふれる演奏を送り届けた。
宇治が舞台となった吹奏楽のアニメ「響け!ユーフォニアム」に登場する「サンライズフェスティバル」を再現した催しで、昨年「響け!」の第3弾が放送されたことに合わせて企画された。

府内27校(中学15・高校12)の吹奏楽部から1200人の生徒たちが出演。午前10時20分から始まったパレードでは、アニメのモデル校になっている莵道高校をはじめ12校のメンバーが、野球場~球技場の800㍍を演奏しながら行進した。
続いて、立命館宇治中・高等学校の吹奏楽部を皮切りに、球技場で交歓コンサートが開かれた。記念式典では西脇隆俊府知事、松村淳子宇治市長、府吹奏楽連盟の林晃理事長が挨拶。原作者の武田綾乃さんも応援スピーチを行った。