重層な響き、ハーモニーに酔う/文パルニューイヤーコンサート

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新春の幕開けを告げる「ニューイヤーコンサート2020」が12日、文化パルク城陽プラムホールで開かれ、客席を埋めた聴衆が、関西フィルハーモニー管弦楽団と府立西城陽高校合唱部の共演に酔いしれた。
世界的に有名なウィーン・フィルのニューイヤーコンサートのような催しを城陽の地で―と、1999年から始まり、今年で22回目。
J・シュトラウスⅡの喜歌劇「こうもり」より序曲のリズムで幕開けした第1部では、関フィル首席指揮者の藤岡幸夫さんが、1・2年生を中心に卒業生も加わった西城陽高校合唱部をステージへ招へい。管弦楽伴奏版世界初演となる大中恩作曲・伊藤海彦作詞・石若雅弥編曲の混声合唱曲「島よ」を情緒深く歌い上げ、壮大な自然と人の営みをイメージさせた。
また、米米CLUB「浪漫飛行」で始まった第2部では、J・シュトラウスⅡのポルカ「クラップフェンの森で」、同じくワルツ「春の声」、「さくら」「茶摘み」などを含む川上肇編曲「日本の春の歌」を演奏した関フィルが再び、同校合唱部とJ・シュトラウスⅡ「美しき青きドナウ」で共演してみせ、客席から盛んな拍手と掛け声が上がった。
なお、公演前にはプラムホール入口階段下エントランスホールで「ウェルカムコンサート」が催され、入場を待ちわびる市民らの心を癒した。

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