「市民憩いの広場」竣工/京都城陽ロータリークラブ

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京都城陽ロータリークラブ(宮谷青児会長)は、創立50周年を記念して整備した城陽市役所南玄関前「広場整備事業」の竣工を受け19日、寄贈式典を開いた。経年劣化して使用できなくなった噴水跡地を活用し、市民憩いの場にリニューアル。かつて市役所屋上にあったフラッグポール3本も移設し、国旗・市旗などが来庁者に目の付きやすいようにした。

椹木副会長から奥田市長へ広場整備の目録贈呈

京都城陽RCは、1970(昭和45)年7月4日に、宇治RCをスポンサークラブに発足。今年度、50周年という大きな節目を迎え、昨年7月にロームシアター京都=京都市左京区=で、富野小金管バンドクラブと城久6中学校の吹奏楽部、府立西城陽・京都すばる高校吹奏楽部が総出演する「青少年サマーコンサート」を開くなど、社会貢献活動を展開している。
今回は、城陽市の顔である市役所前の広場整備に取り組んだもので、幅6・9㍍、奥行き7・5㍍の市有地にあった「梅型花壇(噴水跡)」を撤去し、タイル張りとして高さ8㍍の「フラッグポール」3本、災害時に活用できる「かまどベンチ」2基、「ロータリー記念碑」を新設。「平和都市宣言碑」は従来のものを移設した。
京都城陽RCの森澤博光50周年実行委員長らメンバーが顔を揃える中、寄贈式典には市から奥田敏晴市長、本城秋男副市長らが来賓出席した。

真新しいポールに国旗、市旗、RC旗を掲揚する関係者

目録を贈呈した京都城陽RC側に、市から感謝状が贈られ、早速、真新しいフラッグに国旗・市旗・RC旗が掲揚された。
椹木健副会長は「皆様のご協力をいただき、京都城陽ロータリークラブがこうして50周年を迎えられたことに感謝申し上げたい。記念事業として造らせていただいたこのスペースを、これから末永く大事にしていただければ」と挨拶した。
続いて、奥田市長は「日ごろ、奉仕の精神で市民の皆様のために色々と活動していただいている京都城陽ロータリークラブに感謝申し上げます。これからの城陽市は国際的な視野で発展していかなければと思っています。NEW城陽をキャッチフレーズに、市民の皆さんに喜んでいただけるような安心・安全な街づくりを進めたい。京都城陽ロータリークラブが75周年、100周年に向けてますます発展されることお祈り申し上げます」と感謝の言葉を伝え、メンバーらと記念写真に納まった。

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