暑さ厳しい夏、学校からの帰り道にちょっと寄っといで!
地域交流や伝統文化の継承に取り組む久御山町「田井まなび塾」の運営委員会と田井こども会は21日から、佐山小学校に通う地元の子供たちの通学路に休憩所を設けた。
今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休校の影響で夏休みが短縮され、児童は暑いさなかの7月下旬~8月上旬にも通学する。
地元から佐山小までは徒歩30分かかることから、まなび塾運営委員の発案で下校途中に休息できる〝オアシス〟を初めて作った。
KBS京都ラジオ電波塔「くみやま夢タワー137」そばの町道沿いの空きスペースで、まなび塾とこども会の関係者ら約10人がテントや机、いすを設置。冷水に浸した布おしぼりや持ち帰りができる紙おしぼり、水とお茶を用意した。
下校途中の子供たちは、顔なじみの地域のおっちゃんや母親たちの「お帰り!」「一服していき」の呼び声に誘われ、友達と水分を補給したり、いすに座って体を休めたりし、思い思いに涼を満喫した。
思いがけない夏の贈り物に「暑い夏に最適」とニッコリ。
休憩所は1学期の終業式が行われる8月7日まで計8回開設するという。