日本青年会議所と各地の青年会議所(JC)、花火業者などが連携した全国一斉打ち上げ花火が24日夜に行われ、府南部では城陽市枇杷庄の木津川付近で打ち上げられた花火が、雨が降りしきる夜空に大輪の花を咲かせた。
コロナ禍がなければ、本来なら東京オリンピックの開会式が始められる予定だった午後8時。JCは、「あたらしい日本をはじめよう~はじまりの花火」と命名し、始まりの合図を全47都道府県で打ち鳴らした。
城陽JCも梅雨空を押して、閉塞を打ち破る気晴らしに―と、準備万端に整えた。
打ち上げがあると聞いた城陽市と周辺地域の住民たちはその瞬間を心待ちに窓外を眺め、スターマイン50発、4号玉3連発の開宴に胸躍らせ、90秒間のショータイムを満喫した。