「エシカル消費」クイズラリーで啓発/府と推進ネット
パネル展示でエシカル消費について学ぶ親子連れ

環境や社会などに配慮した消費行動「エシカル(倫理的)消費」の普及啓発に向けたクイズラリーが10日、イオンモール久御山で行われた。親子連れが店内を巡りながら、環境保全やフェアトレード(公正な貿易)などについて楽しく学び、パネル展示で理解を深めた。
府と、府内の消費者団体、行政関係機関などでつくる「京都エシカル消費推進ネットワーク」の主催。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、人と人の接触を極力減らすクイズラリーを取り入れた。

クイズラリー参加者にはエコバッグをプレゼント

参加者は買い物がてら、同店館内4カ所に掲出されたエシカル消費関連のクイズに挑戦。「日本では年間どれくらいの食品ロスが発生している?(A約60万㌧、B約600万㌧)」「フェアトレード商品として実際に売られているものは?(Aサッカーボール、B野球のバット)」といった2択問題に回答し、終了後にオリジナルエコバッグを受け取った。
パネル展示では、学生グループやNPO、事業所など8団体がフェアトレードの活動や「SDGs(エスディージーズ・持続可能な開発目標)」の取り組みなどを紹介した。