宇治市図書館３館は、11日から図書除菌機の利用を開始する。
新型コロナウイルス感染症対策として、約４００万円を投じて３館に各１台（高さ１４２㌢×幅70㌢×奥行59㌢）を配備。府内では、まだ京都市など一部でしか設置されていないという。
単行本サイズなら同時に６冊まで除菌・消臭が可能で、所要時間は30秒。貸し出し手続きを行った利用者に、チラシで案内し、セルフサービスで利用してもらう。
中央図書館では、子供に利用してもらいやすいよう「リーバ君」と命名。覗き窓に顔を描き、親しみやすいように工夫した。
感染対策のみならず、本の間に前の利用者の髪の毛、お菓子の食べかすが出てくることもあるため、除菌機を使用することで解決。気持ちよく利用してもらう環境を整えた。
なお、３館は15日から19日まで蔵書点検のため休館する。