宇治川両岸に桜を植える「宇治川サクラプロジェクト」の第8期植樹と土かけ式が8日、宇治公園(頼通公園)で行われた。新型コロナ感染症予防で今年も一般市民の参加は取り止め、関係者だけで執り行った。
プロジェクトは宇治市観光協会と宇治観光まちづくり㈱の主催で、2013年度から実施。宇治川改修で伐採された桜の景観を、市民協働で守り育てようと始めた。
これまで、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ベニシダレなど、今回を含めて計61本を植樹。今年は、頼通公園と市観光センター前の市道宇治233号線沿いに計3本のエドヒガンザクラを植えた。
式の冒頭、松村淳子市長が「市民や観光客に喜んでもらえるよう、長く続いていくことを祈願します」と挨拶した。
続いて松村市長、市観光協会の中村藤吉会長、商議所の山仲修矢会頭、平等院の宮城俊作住職がスコップを持ち、エドヒガンの木に土をかけていった。