宇治の名刹、秋には紅葉が美しい琴坂で知られる曹洞宗・興聖寺=宇治山田=で29日、風情のある庭園を見ながら心身をリフレッシュさせる「寺ヨガ」が初めて行われた。
ゴールデンウイーク初日に合わせて、同寺が主催し、普段は川遊びを指導する㈱アオキカヌーワークス=大阪府枚方市=が運営を担当した。
新型コロナウイルス感染拡大に配慮して広々とした大書院を会場に、3部制に分けて実施。京都や大阪から30~60代女性延べ23人がのんびりとした雰囲気の中、ストレッチヨガを楽しんだ。
参加した女性らは、インストラクターのAYAKA=山根文香さん=の指導のもと、雨模様のため、やや肌寒く感じられたことから、まず体を温める動きから開始。そのあと、体全体を伸ばしたり、畳み面に横たわってストレッチをするなど、コロナでたまったストレスを解消し、体の柔軟性を高めた。
なお、予定されていた第4部・夜の「ライトアップヨガ」は、催しが長時間にわたることから「時短」を考慮して取りやめた。