新型コロナウイルス感染症対策に伴う緊急事態宣言の延長（４月25日～５月11日から同31日）を受け、太陽が丘でも施設休止が続いており、平常への回復が待たれる。
野球場や体育館などの園内施設が利用中止となっているほか、駐車場の利用もできない。なお、バイクの乗り入れは可能になっている。
昨年の緊急事態時と違い、期間途中からではなく発令当初から、健康遊具など一部の遊具の使用を認めている。11日は、自然に触れて散歩やジョギングを楽しむ人々の姿がちらほらと見受けられた。
同園では４月上旬、ツリーアスレチック「ボウケンノモリ」が開業するも、今回の緊急事態宣言を受け、ＧＷ中は休業を余儀なくされた。
また、４月24日には、ファミリープールの敷地内にバーベキュー店「ＧｏｏｄＢＢＱ」がオープンしたものの、翌25日から緊急事態に入ったため、不幸にも「開店休業」が現実に。こちらもＧＷ集客の当てが外れてしまった。
同店の担当者は「プールシーズンに入る前の６月上旬まで、土日のみの予約で始めましたが、営業できたのは初日だけ。府内でバーベキューが楽しめる施設は少ないので、私たちも楽しみでした。社会情勢には勝てません」と嘆いた。
ＧｏｏｄＢＢＱは、６月５、６日の営業を終えた後、第２期としてプールシーズンが終わった９月中旬以降に再開する予定だという。
なお、ＢＢＱの食事スペース付近に位置する「造波プール」は改修工事が進行中で、６月４日まで続く見込み。
園では、昨年利用休止したファミリープールについて「今年は営業する方向で動いているが、実際にどうなるかは未定」と話している。