SDGs推進 役場にコンポスト設置/久御山
役場2期庁舎の南側出口付近に設置されたコンポスト

久御山町は、役場2期庁舎の南側出口付近にコンポスト1基を設置した。役場周辺で発生した落ち葉や剪定枝を腐葉土に変えて、持続可能な資源の循環に努める。
同町は「持続可能なまちづくり」を進める上で、SDGs(持続可能な開発目標)を積極的に推進しており、コンポストの設置・運用はその取り組みの一環。
コンポストに投入された落ち葉や剪定枝は、好気性発酵を経て腐葉土へ。これまで燃えるごみとして処理していたものを土に還すことで、温室効果ガスの発生を抑制することが期待される。
SDGsは17の目標で構成。それらのうち、今回の取り組みは▽エネルギーをみんなにそしてクリーンに▽住み続けられるまちづくりを▽気候変動に具体的な対策を、に該当する。
町は「現在は試験的な段階で1基のみだが、今後、設置数を増やしていければ」と話している。今後、職員向けの研修を実施するなど、SDGsについての理解を促し、取組を推進していく。