終戦記念日の今月15日に開催予定の市民平和祈念集会を控え、4日朝、宇治市役所前にある平和の像の「お化粧直し」が行われた。
年に一度、恒例となった清掃作業だが、今年も新型コロナウイルス感染拡大の影響でインターンシップ生の参加はなかった。
像は、純真な乙女が天空高く羽ばたこうとする鳩を頭上に掲げ、理想の彼方を見つめて世界の恒久平和を祈る姿をイメージ。市の宝木「茶の木」の花で髪を結っている。高さ2・1㍍のブロンズ製。
担当の職員は「節目節目できれいにさせていただいている。先日、時報を告げる鐘のメンテナンスも行った。市民の皆さんが通った時に見てもらえる場所。平和について思い起こしてほしい」と話した。