城陽市子ども会後援会協議会(長澤幸義会長)は17日、あらす観光いもほり農園で「寺田いも」の収穫体験を行った。心配された雨は朝方に止み、絶好の晴天の下で親子連れが秋の味覚探しを楽しんだ。
コロナ前までは「わくわくキャンプ」で交流の場を設けてきたが、感染防止の観点から今年も中止とし、家族で楽しむ代替イベントとして企画した。
9月21日まで応募を受け付けたところ、前回を上回る346人から申し込みがあり、抽選で100人を決定。当日の受付と、同時間に掘る場所を分散させることで感染予防に配慮した。
子供たちは、受付を済ませた後、自分の番号が書かれた畝の場所を案内してもらった。土を掘り進め、ゴロッとした大きなイモを手にすると、保護者がカメラを向けて写真に収めていた。
今回は、多く取れた分を子ども食堂で活用してもらおうと、帰り際に寄付箱を置いて協力を呼び掛けた。
参加した親子は「コロナで外遊びも少なくなる中、汚れてもいい状態で楽しむ様子を見られてうれしいです」「最初は簡単に取れると思ってたけど意外と深かった。10個以上採れた」「焼いもにして食べたい」と喜んでいた。