京田辺市老人クラブ連合会(約3400会員、62単位クラブ)の女性部が毎年行う奉仕活動の一環となる「雑巾とタオルの贈呈式」が8日に同市立普賢寺小学校で開かれ、児童代表が感謝の気持ちを伝えた。
20年以上続く取り組みで、60歳以上の会員が年間を通して取り置いた雑巾とタオルを集め、市立小9校と3つの市立老人福祉施設、11ある社会福祉施設に、前年とほぼ同数の合計4091枚(雑巾2191枚、タオル1900枚)を配分する。
この日、同連合会の柳田正廣会長と女性部の渋谷スミ子部長の2人が同校を訪れ、各50枚を寄贈。
畑中佳美校長も立ち会い、柳田会長は「ぎっしりと詰まっている」、渋谷部長は「寒くなりましたが、雑巾を使って」と挨拶した。
いずれも6年生の向井玲惟(れい)くん・中村子龍(しりゅう)くん・岩崎留葦(るい)くんの3人が束ねられた善意をがっちりと受け取り、「贈ってくださりありがとうございます」「全校のみんなで使います」「学校をきれいにしたい」とそれぞれお礼を述べた。
各校と施設にも順次、届けられる。