森林ボランテイア「フォレスターうじ」(深田和夫会長)のメンバーが24日、宇治市役所北のエントランス前に豪華な門松を設置。迎春ムードを高め、訪れる市民を喜ばせている。【写真】
フォレスターうじは、天ケ瀬森林公園を活動拠点に、除間伐や林内・散策路などの整備、植樹、間伐材を生かした丸太ベンチの製作、木工、シイタケ栽培など多彩な活動を続ける。
毎年森林公園広場にある小屋前に自前で門松を製作してきたが、今回初めて市役所前にお目見え。竹は生長の家から、松は広野中学校から提供を受けたという。
さらに、ナンテンは会員の自宅の庭から調達し、土は議会棟近くの「緑のカーテン」で使っていたものを利用するなど、まさしく「地産地消」が形になった。
午前9時30分から始めた作業では、会員ら8人が事前準備していた資材を使って組み立て。1時間20分後に、高さ2㍍以上になる2基の門松が完成した。
事務局長の木曽宗統さんは「市民の皆さんに見てもらい、自然を大事にして山を大切に守っていく気持ちを共有できたら良いと思います」と話していた。