宇治市老人福祉センターサークル協議会(USK、筒井富朗=吟水会=会長)の年度末展示発表大会が7日、同市総合福祉会館=宇治琵琶=で開かれ、感染禍にめげない会員たちの創作活動の粋が来場者の目を引き付けた。
同会館を活動拠点にする1983年発足のUSK。いつまでも若い気持ちを心に持ち続ける会員たちが年間活動の成果を披露した。
展示発表には、花あそび・書道同好会・琵琶窯陶苑・ちぎり絵教室の4サークル合計30人が出品。華道「花あそび」の会員たちもずらりと力作を並べ、会場に活気をもたらした。
ラッパ水仙とカスミ草、こでまり、チューリップ、フリージアなどを生け、いきいきとした世界を表現。ほかにも、丹精込めたちぎり絵や書、オリジナルの陶器などが来場者を魅了した。
あいにくの「まん延防止」延長で、恒例の茶道サークルの雅びなお点前は取りやめ。今年度は、両輪を成すステージ発表も中止せざるを得なかった。