城陽市~木津川市を1本につないだ全長25㌔の散策道「山背古道(やましろこどう)」に親しむウオーキングイベントが22日、両市間で催され、市民らが新緑の古道を歩きながら交流を深めた。
城陽・井手・木津川の2市1町でつくる山背古道推進協議会主催の第13回「山背古道春のは~ふウォーク」。参加者は、JR城陽駅東側または木津川市役所前の受付に午前10時~11時の間に訪れ、ルート地図・記念品・バッジを受け取り出発。井手町自然休養村管理センターまで、約12㌔を歩いた。合計471人が参加した。
城陽出発のコースは鴻ノ巣山やすらぎの広場や城陽五里五里の丘、中天満神社、市辺天満神社などが目印。単独、グループ連れ、夫婦連れなどの人々が爽やかな汗を流した。
例年用意される飲み物や特産品のサービス・販売などがある特設休憩所は、コロナ禍を鑑み、取りやめられた。
同協議会は秋には「とことんウォーキング」を開催してきたが、コロナ禍により、春・秋ともに休止が続いた。同古道を歩くイベントは、2019年秋以来、約2年半ぶりとなる。