7月から「宇治川の鵜飼」が開幕するのに合わせ、ウミウの体調をチェックする健康診断が13日、府立宇治公園(塔の島)の飼育小屋前で行われた。
今年も、同市広野町の大和動物病院から高橋尚男理事長と高橋将哉院長が来所。ベテラン鵜匠から様子を聞きながら、18羽(うち人工ふ化で産まれた「ウッティー」11羽)の診察を行った。
聴診器でウミウの心音と呼吸音を確認し、体重を測定。皮膚に炎症がないか調べた後、伝染病予防のための目薬を差した。
鵜匠の沢木万理子さんによると、どのウミウも羽のつやが良く体重も増加しており、本番に向けてコンディションが整った様子だった。
なお、17日(金)午前10時から、公開トレーニングが行われる予定。