地元の味覚などが堪能できる「くみやまマルシェ」が16日、久御山町商工会の敷地を会場に開かれた。心配された天候も何とかもちこたえ、多くの住民が地元農家の新鮮野菜やスイーツを買い求めた。
京都中央信用金庫の久御山支店と久御山中央支店が主催。町商工会が協賛、町が後援。同金庫は2年前の創立80周年を機に「リーダー育成プロジェクト」を立ち上げ、若手職員の発案で地域活性化策に取り組んでいる。今回はその一環でマルシェを初企画した。
会場には地元農家4軒、飲食店2軒、物販2軒、キッチンカー2台が並び、コンビニ店によるジュース販売コーナーも。
野菜売り場では、地元農家の新鮮野菜を手頃な値段で買い求める人が列を作り、飲食スペースでは地元の一品でお昼時の空腹を満たす人の姿など、会場は家族連れやご近所仲間らで大いに賑わった。
久御山支店の徳田純平支店長は、「思いのほか多くの人たちが来てくださった。(マルシェを通じて)地元の農業についてもっと知ってもらう機会になれば。今後も継続して地域を盛り上げていきたい」と話した。