3年ぶり、大輪の花が舞う/陸自大久保駐屯地夏祭り
打ち上げ花火がフィナーレを飾る

宇治市の陸上自衛隊大久保駐屯地で5日、夏祭りと花火大会が開かれ、風物詩を待ち望んだ家族連れなどでにぎわった。
夕方6時の開場から駐屯地前に列を成した親子ら。
コロナ禍で3年ぶりとなる夏のページェントをひと目見たい―と、浴衣姿の子供たちもワクワクを隠さずにいられなかった。

駐屯地吹奏楽団の演奏に心も陽気にリズムを合わせて

検温を済ませ広大な駐屯地に足を運び入れ、早速駐屯地吹奏楽団のオープニング演奏でムードは上昇。
「銀河鉄道999」「川の流れのように」「踊るポンポコリン」などジャンルも豊富な楽曲に手拍子を打ち、笑顔を弾ませた。
ホルモン焼きそばや鶏皮餃子、レモンスカッシュなど数々の露店メニューも満喫。
長らく顔を合わせられなかった知人との再会も随所で見られ、櫓を囲んだ盆踊りの頃には漆黒の闇が辺りを包み、心待ちにしていた花火の打ち上げがフィナーレを飾った。