夏休みの思い出、また一つ/久御山で「子ども夜まつり」

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8月最後の土曜日となった27日、久御山町のまちの駅クロスピアくみやま周辺で「クロスピア市~子ども夜まつり~」が開かれた。模擬店、ステージなどで町内外から詰めかけた多くの来場者が〝お祭り気分〟を満喫。子供たちの心に夏休みの思い出が一つ加わった。
昨秋に主婦6人が集まって結成した地域団体・MAHALOMARCHE(マハロ・マルシェ)が、まちの駅クロスピアくみやま運営協議会との共催で開いた。マハロメンバーとつながりのある町内企業も協力し、クロスピアの賑わい創出に一役を買った。
午後4時に始まった内容盛りだくさんのまつりは、開始早々から多くの来場者で賑わった。
バルーンアーティストが設置したアーチをくぐって会場入りした来場者は、和菓子、たこ焼き、から揚げ、揚げピザ、グリーンティー、焼きそば、焼きとうもろこし、フランクフルトの模擬店で空腹を満たしたり、ヤンニョムチキン、クレープ、ラスポテト、かき氷などを販売するキッチンカーの前に列を作った。

スマートボールを楽しむ子供たち

まつりの定番、ヨーヨーつり、輪投げ、千本引き、スマートボールは子供たちの笑顔を呼んだ。
アクセサリーや小物などの物販、車のボディに自由に絵を描くらくがきカーも人気を集めた。
ステージで披露された久御山中学校と久御山高校の吹奏楽部の演奏、K‐POPダンス、キッズダンス、フラダンス、歌は大人や子供を魅了した。
町内企業が景品を提供するじゃんけん大会や抽選会も盛り上がった。

会場を照らし出すイルミネーションがまつりの雰囲気を盛り上げる

日が沈むと、カラフルなイルミネーションが幻想的に会場を照らし、まつりの雰囲気を盛り上げた。
マハロメンバーの上坂真理子さんと加藤麻里子さんは「みなさん、とても協力的で来場者も主催者も両方が楽しめました。みんなで作り上げた素敵なおまつりになりました」と目を細めた。
まつり終了後の会場は、心配されたごみの散乱もほとんどなく、来場者のマナーの良さも際立った。

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