城陽商工会議所(堀井美郎会頭、1395事業所)は13日、新名神「大津~城陽」、府内初のアウトレット開業に向けて今後、市外からもたくさんの人が訪れることを念頭に、会員の企業や飲食店等と人々をつなげるポータルサイト(Webサイト)『縁Joy!』を立ち上げ、運用を始めた。これだけ中身の充実したサイトは「府内の商議所にはない」との自信作。当面の間は、職員が掲載内容の更新を行うが、将来的には「各企業で修正してもらい、求人にも活用してもらいたい」と話す。
1年ほど前から準備を進めてきたポータルサイト『縁Joy!』は、城陽で縁(出会い)、Joy(喜び)を感じてほしいとの願いを込めて命名した。
「城陽市にこんなお店や企業があったんだ」という新たな発見ツールを目指していく。
掲載内容は「企業情報」「新着記事」「Pick up記事」など。現時点で412社が紹介されている「企業情報」では、会員事業所の取り扱いやサービス、基本情報などが閲覧できる。その方法も「目的から探す」や「お店・企業」から検索できるなど使いやすい工夫がされている。
「新着記事」は、11月3日に文化パルク城陽で3年ぶりに開催される『JOYO産業まつり』をはじめ市民向けの各種イベント情報を広く発信。市内での売り出し情報も随時、掲載されることから市民にとってお得な必見サイトとなりそうだ。
また、年2回発行されている情報誌『城陽日和』に掲載された企業特集は「Pick up記事」から閲覧できる。
また、全世界に3300万人もの利用者がいるインスタグラムも活用し、『縁Joy!』の掲載情報をSNSでも発信し、市外の人々にも城陽の魅力を存分に伝えていく。
もちろん、スマホから検索も可能で、別添掲載のQRコードを読み込ませると瞬時に『縁Joy!』のサイトを見ることが可能。
ポータルサイトとは別に、事業者向けの支援策の普及・啓発などの情報提供も、城陽商議所ホームページや公式LINEで発信していき、新型コロナの影響でまだまだ地域経済が厳しい中、総合経済団体としての役割を果たしていく。
なお、ポータルサイト『縁Joy!』開発にかかった事業費は約700万円。そのうち、約330万円を市補助金で賄う予定。