展望を胸に節目祝う/京田辺市制25年
市制施行25周年式典の壇上で特別功労表彰を受ける大崎勲さん

式辞を述べる上村市長

京田辺市市制施行25周年の記念式典は16日に田辺中央体育館で開かれ、受賞者など約250人が節目で未来への希望をともにした。
会場には、同じく周年記念事業の一環となる「未来に残したい風景」写真コンテストに寄せられた全119点をずらりと展示。
梶原誠アナウンサー(KBS京都)司会進行の式は、はじめに同志社女子大学学芸学部音楽学科の近藤菜々海さん・大芝愛美さん・清水愛結さん・川尻恵美さんによる弦楽四重奏で厳かに幕開け。

松村議長がお祝いの挨拶

山田晏子さん指揮・大井千世さんピアノ伴奏で「コール・ハレルヤ」の国歌斉唱のあと、上村崇市長が「一人でも多くが愛着と誇りを感じ、自信を持ち後世に残していけるまちにしたい」と式辞を、松村博司市議会議長は「ずっと住み続けたいと思う文化田園都市の完成に期待を」と挨拶を述べた。
このあと、特別功労の大崎勲さんをはじめ、46個人・15団体を表彰。
写真コンテストの表彰も行い、再びコール・ハレルヤが「京田辺市の歌」を高らかに歌い上げた。

記念コンサートで演奏を繰り広げた田辺中学校吹奏楽部

午後には同会場で記念コンサートが行われ、田辺高校と田辺・大住・培良の3中学校の吹奏楽部が順に力強く演奏。
約250人の聴衆も盛んに手拍子で応え、YMCAに大きく手を広げるなど心行くまで楽しんだ。