公益財団法人京田辺市都市緑化協会(森本茂代表理事)主催の「花と緑の体験教室」は3日、北部住民センターで行われ、40~70代までの市民20人がクリスマスの寄せ植えに励んだ。
緑化推進・啓発の一環として、同協会が毎年この時季、寄せ植えと正月用盆栽講習会を2週にわたり開いている。
会場は、北部・中部の住民センターを隔年で持ち回る。
人気の寄せ植えは定員を超える30人が応募し抽選も行われた。
今回も、春蘭を愛し、神戸蘭展でブルーリボン賞を受賞するなど「花を愛して止まない」吉原和夫さんが講師となり丁寧にアドバイスを添えた。
吉原さんの手順を参考にしながら、参加者たちは、ゴールドクレストとマンリョウ、葉牡丹、夢見るパンジー、ストック、シルバーレース、ガーデンシクラメン、ジュリアン、アリッサムといった9種の花々を植え付け、赤と金の鈴を飾り、仕上げた。
初参加という地元花住坂の松井寛美さんは「説明は分かりやすく、楽しめた。年に何回も講座を開いてほしい」と笑顔を見せた。
次週は、松竹梅をメーンにナンテン、フクジュソウなど縁起よい盆栽づくりを同協会と市造園建設業協会が手ほどきする。