フラ、ヴィオリラを満喫/久御山・荒見苑
荒見苑のフラダンスサークルの初ステージ

久御山町の老人福祉センター荒見苑で9日、お楽しみ会が開かれた。フラダンスとヴィオリラコンサートで年末のひとときを満喫した。
お楽しみ会は、町が主催する年2回の高齢者の生きがい事業。町内の高齢者約40人が参加した。
フラダンスでは、荒見苑のフラダンスサークル(講師・黒川まさみさん、12人)のメンバーが「糸」、「赤いレイ」の曲に合わせて、ハワイの伝統的な踊りを披露。10月に発足したばかりで練習時間も十分ではなかったが、不安と緊張の初ステージを無事に終えた。

「ヴィオリラアンサンブルあじさい」の演奏

ヴィオリラコンサートには、NPO法人アプリから「ヴィオリラアンサンブルあじさい」が招待された。ヴィオリラは、大正琴を基に開発された日本発祥の弦楽器。大正琴のピック弾き以外に、ヴァイオリンのように弦を弓で擦ったり、ギターのように指で弾き、優しい音色が奏でられる。
コンサートでは「見上げてごらん夜の星を」、「青春時代」、「ホワイトクリスマス」など、懐かしいフォークソング、クリスマスソング、唱歌が演奏され、参加者はその魅力的な音色に合わせて歌詞を口ずさんでいた。「とんとんとんからりと肩たたき~♪」と「隣組」を歌いながらの軽体操も楽しんだ。
最後に参加者全員に荒見苑からおみやげも配られ、身も心も晴れやかに帰途についた。