寒風切り裂き疾走/宇治川マラソン
宇治橋通り商店街を下りてくるランナー
勇壮な太鼓の響き「元気!巨椋っ鼓」

第37回宇治川マラソン大会(同実行委員会主催)が26日、4年ぶりに太陽が丘を発着点に行われ、北は北海道、南は沖縄県から集まったランナーが、小雪の舞う宇治市内を駆け抜けた。5㌔・10㌔・ハーフマラソンで合計1216人が完走した。エントリーは1471人・最高齢の参加者は85歳の男性だった。

卒団生であるゲストランナー清水颯大選手にエールを送る三室戸パイレーツ

出発式では、「元気!巨椋っ鼓」が勇壮なバチさばきで選手にエール。平田研一実行委員長の開会宣言に続き、松村淳子市長は主催者、堀明人市議会議長は来賓として励ましの言葉を述べた。ゲストランナーとして招かれた清水颯大選手(大塚製薬陸上競技部・宇治市出身)は「皆さんと楽しんで走れれば」と挨拶した。
気温5度、小雪が舞う中、ハーフは午前10時10分、10㌔の部は同15分、5㌔の部は同20分に号砲。高低差100㍍に及ぶ屈指の難コースにチャレンジした。

ランナーを鼓舞する「蛍」の和太鼓演奏

ハーフの折り返し付近、カゴタツホール周辺では、河原青少年センターを拠点に活動する「和太鼓『蛍』」が、応援太鼓を演奏。ランナーを鼓舞した。「蛍」の宇治川マラソン参加は初めて。