まちの美化、地道に30年/井手町勤労者協議会
伸びた雑草を刈り取る参加者(山城多賀駅前)

ボランティアで美化活動に取り組む井手町勤労者協議会(中坊睦会長)の会員ら約30人が13日、町内の駅前や公園などで美化活動を行った。
会は1980年に発足。美化活動は1993年6月から毎月行っており、この日で360回、30年を迎えた。
集合場所のJR山城多賀駅前で、中坊会長は参加者を前に挨拶。30年の歩みを振り返りながら、「まちを良くする、美しくすることに貢献してきたと思う。360回目をみんなで喜び合いたい。これからも、美しいまちづくりのために続けていきたい」と話した。また、ボランティアとして参加した中田邦和教育長も前に出て、「皆さんの活動が井手町の活性化につながる」と賛辞を贈った。

井手寺跡の東屋で美化作業

このあと参加者らは、玉水駅、井手寺跡、さくら公園、万灯呂山展望台、左馬公園など、担当の場所に向って出発。山城多賀駅前では、緑地帯や縁石の隙間に伸びた雑草を刈り取ったり、ゴミを拾ったりする姿が見られた。