宇治田原町銘城台の住民たちが11日、作業が進む新名神高速道路・宇治田原トンネル西工事の現場を見学した。
工事の休業日。家族連れで参加した住民たちは、日ごろ見ることのできない光景に目を見張った。
参加者は、約30人ごとに6班に分かれて順次トンネル内へ。照明が完備されていて明るいものの、ぬかるみもある足元を注意しながら、前へ進んでいった。
ポイントごとに、案内役の職員が説明。壁は、鋼材を1㍍間隔で張り、その間にコンクリートを吹き付けて埋め、ロックボルトを打ち込んでいく…などの話に参加者は聞き入った。途中、掘削をする専用の大型重機などもあり、記念写真を撮る姿も見られた。
トンネルは、上下線2カ所を見学。終わると外へ出て、高架橋の上へ。地上35㍍の高さからまちを見渡した。