女子トップ選手が手ほどき/城陽でミニバス教室開催
選手の姿勢、体の動かし方を参考に繰り返し練習してみよう

小学生ミニバスケットボールの「The Thursday」ミニバス教室(溝口計也代表・監督)は、城陽市民体育館でクリニックを開いて、児童選手らはトップリーグアスリートの手ほどきに胸弾ませた。
毎週火・木曜の午後6時~8時まで、同市立富野小学校体育館で練習に精を出すTTミニバス。
8日の教室には、溝口代表が「一流選手からバスケの楽しさを伝えてもらいたい」と、女子トップリーグ(Wリーグ)関西唯一の姫路イーグレッツに一日コーチをオファー。
快諾したイーグレッツの選手12人は午前中にチーム練習を行い、午後はTTミニバスの1~6年生約50人に加え、南城陽中学校女子バスケ部の13人も指導を受け、爽やかな汗を流した。

声掛け盛んに、一つひとつのプレーにトップ選手が背押しも

所属50人を超すTTミニバスでは男子の割合が約8割で女子は少数といい、「女子にも分かりやすくプレーのヒントを」と溝口代表はWリーグのチームに直接交渉した。
児童も心待ちにしたクリニックでは、ドリブルやシュートのポイントを指摘しながら、一人ひとりの反復練習にトップ選手たちが盛んに声を掛け、背中を押した。
児童たちは「足の使い方などドリブルの細かいところまで勉強になった」と目を輝かせた。
溝口代表は「我々コーチも知らないやり方で教えてもらっていた」と指導力向上にも努めた。