二輪車、安全利用呼び掛け/「バイク(819)の日」で啓発
プラカードを掲げてバイクの安全利用を呼び掛ける委員ら(久御山町役場前)

8月19日は「バイクの日」。これに先立つ18日、宇治署は管内(宇治市、久御山町)で二輪車の安全利用を呼び掛ける啓発活動を展開し、交通事故防止を呼び掛けた。
1989年、当時の政府総務庁(現・内閣府)が、交通事故撲滅を目指し、8月19日を語呂合わせで「バイク(819)の日」と制定。この日の啓発活動はこれに呼応した取り組み。
午前は久御山町役場前の府道宇治淀線沿いで実施。同署員、地域交通安全活動推進委員協議会員、町職員らが沿道に立ち、「明日バイクの日」と記されたプラカードを掲げ、バイク利用者や通行車両にスピードの出し過ぎ、無理な追い越し・追い抜きをしないよう呼び掛けた。
午後は新鮮激安市場!宇治店=宇治市羽拍子町=前で行われ、同署員、宇治市交通安全対策協議会委員、同市職員らが、バイクでの来店客に啓発ビラや反射材を配布し、安全運転を促した。
同署交通課の音恵子主任は「渋滞車両をすり抜けたり、横断歩道を渡る歩行者がいても止まらずに走り去るバイクを見かける。ルールはしっかりと守ってほしい」と述べた。交通事故が減ることを願い、今後も地道な啓発活動を継続していくという。