小学生に様々な体験・学習活動を提供する「井手町まなび教室・きらきらランド」(森田正弘運営委員長)は13日、京都産業大学井手応援隊(大西辰彦ゼミ)と連携し、多賀小学校で「出張寺子屋」を開催した。
同応援隊は町内の活動拠点「むすび家ide」=井手宮ノ本=で小学生対象の「寺子屋」を開いてきたが、多賀地域の子供にとっては遠くて通いにくかった。そのため、同小での「寺子屋」を同応援隊の学生らが企画したという。
この日は、多賀小の1年から6年までの9人と学生6人、きらきらランドのスタッフらが参加。学生らが考案したゲームを楽しんだ。
「ピッタリはんはん」は、2択の質問に対して答え、参加者がちょうど半々になればOKというルール。学生が「好きなスポーツはサッカー?野球?」などの質問をし、参加者が該当する方に手を挙げた。迷う友達を仲間に入れようとする姿などがあり、終始笑い声が響いた。
同応援隊代表の中田美帆ゼミ長(3回生)は、「井手町の子供たちに大学生と関わる場を提供したかった。きょうは一緒に楽しむことが目的。ゲームは、体も動かせ、会話もできるようみんなで考えた」と話した。