宇治茶の加工技術を競う、第45回宇治茶品評会=府茶協同組合(森下康弘理事長)主催=の出品茶審査会が27日、宇治茶会館(宇治折居)で開かれた。
消費者への優良な宇治茶の提供や販路拡大に向けて毎年開催している。品評会には同組合に加盟する商社から玉露105点、煎茶103点、碾茶100点の計308点(昨年309点)が出品された。
審査の結果、碾茶部門で㈱堀井七茗園=宇治市=が農林水産大臣賞に輝いた。玉露の部で㈱丸久小山園=同=が、煎茶の部で共栄製茶㈱=同=が農林水産大臣賞を受賞した。
褒賞授与式・出品茶入札販売会は10月18日に茶業センターと同会館で開かれる。