キャラ動画、ふるさと納税PR/城陽市

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まちの情報発信やイメージアップに向けて学校法人瓜生山学園「京都芸術デザイン専門学校」=京都市左京区北白川=と官学連携協定を結ぶ城陽市は13日、西庁舎会議室で、ふるさと納税PRキャラクター動画3作品の公開を行った。新名神開通を前に、まちづくりが勢いづく城陽の魅力を若い世代にも発信。応援寄附金への協力を求める全国でも珍しい取り組み。翌14日から市HPなどで早速、一般公開も始まった。
城陽市と京都芸術デザイン専門学校は、2015年度に「市ホームページのデザイン」や「市PR冊子」の作成で官学連携をスタート。翌16年度は「読みやすく、分かりやすい広報紙」作りに取り組んだほか、両者による連携協力協定を締結した。
さらに17年度の市制施行45周年記念市勢要覧「表紙・レイアウト」、「企画ページ」と「お茶の京都・食の祭典PRポスター」、18年度には市内案内看板の「統一デザイン」と「庁内案内サイン」の提案を学生側から受けた。
そして19年度は市職員の「名刺デザイン」と「バスラッピングデザイン」を募集し、市は迅速に、実用化している。
さらに20、21年度は「従来の公務員像に捉われず、柔軟で斬新な発想を持ったユニークな人材の確保」が急務として、市職員採用試験に向けた「案内パンフレット」のデザインを学生らに募り、昨年度は市役所で働くイメージが湧くような「市のPR編」「事務職編」「技師編」「保健師編」の4作品の動画制作を実現させるなど毎年度、成果品を仕上げている。
それらの流れを受け、今年度は自主財源確保へ各自治体がしのぎを削る「ふるさと納税」のPR動画を同校に依頼。今年7月には、奥田敏晴市長に対し、キャラクターデザインコース2年生の11グループがPR動画を示し、プレゼンを行った経過がある。

奥田市長らに動画を公開した京都芸術デザイン専門学校生たち

その中から、採用3作品が決定したことを受け、13日には同校の冨永良子校長ら教職員と学生らが来庁して、それぞれのⅤ(バーチャル)チューバーが城陽市の魅力、特産品(返礼品)を可愛らしく紹介する動画を公開。それぞれのキャラに込めた思いなどをプレゼンし、奥田市長から高い評価を受けた。
採用作品を手掛けたグループのうち、安室舞さん(20)=滋賀県出身=は「城陽って、どんなまち?と知らない人も多いので、一度、行ってみたいと思っていただけるよう工夫しました」とコメント。城陽・梅・抹茶をアレンジして名付けたお酒好きの市職員キャラ『陽梅まや』が梅酒などの特産品をPRする内容とした。
また、『天城陽』がキチッとした市職員の服装から華やかなコスチュームに変身するPR動画を制作した学生グループの一人、池間すみれさん(21)=沖縄県出身=は「最初は、信頼して寄付してもらえるよう真面目に職員のスタイルで登場。背景のじょうりんちゃんシルエットにも注目していただきたい」と話した。
最後に『潔(いさぎ)やよい』が登場する動画を制作したグループの吹田仁美さん(20)=兵庫県出身=は「ロゴスランド、アウトレット、複合施設(文バル)があり、子育てしやすいまちをイメージする動画を心掛けました。潔は、ウメの花言葉(高潔)、やよいは花しょうぶが咲く季節から名付けました」と説明した。
奥田市長は「本市の特産品や魅力をうまく伝えるPR動画に仕上がった。ふるさと城陽応援寄付を通じて、まちづくりを応援していただける人がますます増えれば」と、全国発信されるⅤチューバ―効果に期待を寄せた。

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