師走の夜、きらめく65万球/TWINKLE JOYO

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城陽市に師走の訪れを告げる「光のページェントTWINKLE・JOYO2023」=同市観光協会(増山晃章会長)主催=が1日夜、鴻ノ巣山運動公園レク・ゾーン「ロゴスランド」で開幕した。今回で22回目。『ホラーナイトイルミネーション~お手々をつないでいきましょう』をテーマに、まだ油断できない新型コロナやインフル感染に注意しながら、明るい話題が少ない日本を少しでも明るく元気づけよう…と継続開催する。きらびやかな65万球のイルミネーションで彩られる会場には、市民団体など手作りデザイン21作品も展示。模擬店やキッチンカー16店は出ているが、ステージはなし。会場内は、一部で一方通行規制があるものの原則、観覧自由でイルミを楽しむことができる。
世界遺産など観光資源がない城陽市を「天使の光に包まれたまちに」と、2002年冬から始まったこのイベントは早22回目。

「ホラーハウス」など来場者の興味、関心を集める装飾が見られる

初回は、7万の白熱球からスタートした電飾も、LEDを手掛ける地元企業・星和電機㈱の全面協力のおかげで年々、グレードアップ。今回は約65万球(前年同様)で、全国に誇れる手作りイルミネーション・イベントを展開する。
今回のテーマは『ホラーナイトイルミネーション~お手々をつないでいきましょう』。会場には、上大谷友ヶ丘自治会による「ホラーハウス」や「ハッピーおばけタウン」(造形絵画教室こどものひみつ基地)、「楽しいホラーナイト」(城陽高校美術部)、「ゴーストパレード」(西城陽高校美術部)、星和電機イルミネーションクラブによる「響け!ユーフォニアム&ホラーイルミン」、城陽警察署「JOYO POLICE安心☆安全まちづくり」などそれぞれの団体が手がけたデコレーションが登場。そのほか、市民ボランティアらが11月以降に公園内の木々や修景池内に飾り付けた色とりどりの電飾も、イベントにアクセントを添えている。

イルミネーションの点灯に笑顔を見せる増山会長ら

初日の点灯式には、来賓として奥田敏晴市長、小松原一哉市議会議長、岩見悦明城陽商工会議所会頭、㈱京都パープルサンガの伊藤雅章社長、城陽署の加島清弘署長らが顔を揃えた。

■来場は「さんさんバス」で
主催者の城陽市観光協会は、車で来場した人には、初回のみ1台あたり1000円(前年500円)の警備協力金を徴収する。
委託する警備会社の人件費増加などによる値上げで「安全なイベント運営のために」と、同協会では市民らに理解を求めている。
ただ「少しぐらい歩いても大丈夫」という人は、宇治石油㈱コスモパーク城陽のガソリンスタンド向かい側とサンガタウン城陽に「無料駐車場」を確保。不定期だが富士高分子と城陽カントリー倶楽部の駐車場も無料開放される。
さらに、ツインクル会場入口では「来冬以降も続けられるように」と、一人100円の大会運営協力金もお願いしている。
市観光協会では、会場周辺の交通渋滞対策のため、近鉄寺田・JR城陽駅方面から増発運行する「城陽さんさんバス(大人200円・子供100人)でお越しください」と周知。開催期間は25日(月)までで、点灯時間は午後5時30分から9時30分。イベントに関する問い合わせは同協会℡0774‐56‐4029まで。

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