府立山城総合運動公園「太陽が丘」(宇治市広野町)の球技場Aで先月27日、人工芝改修とナイター照明設備の完成式および記念イベントが開かれた。
府公園公社(山本誠三理事長)が代表企業を務める京都パークリソース創生パートナーズが主催。クレー(砂土)舗装グラウンドの機能向上を目的に、昨年10月から改修および新設工事が進められてきた。
競技場の広さは従来と変わらず、10250平方㍍。一般用サッカー(68㍍×105㍍)に加え、少年用サッカー、アメフト、ラグビー用の枠線が引かれている。夜間照明として照明柱6本が整備され、夜のスポーツが楽しめる。工事費は1億5600万円で、日本サッカー協会からの助成金を活用した。
午後5時からの式典には、山本理事長の挨拶に続き、府山城広域振興局の浅山尚紀局長と、府サッカー協会の乘本敏宏会長が祝辞。浅山局長は「夜間利用に加え、小中学校のジュニアクラブが活用しやすい利用区分枠が設けられると聞いた。この取り組みが子育て環境の充実につながると考え、大いに期待している」と述べた。
関係者による点灯式に続いて、京都サンガのコーチを招いたサッカー教室と、ОVER35京都選抜VS立命館宇治高校の記念試合が行われた。出場選手たちが、暗闇の中に明るく映えるフィールドで心地よく体を動かした。
4月以降における球技場Aの優先使用申込み説明会(平日夕方・平日夜間)が来月開かれる。初回は2月7日(水)午後7時から。ホームページから事前登録が必要。問い合わせは公園管理事務所℡0774‐24‐1313(木曜日除く)。