久御山町のふれあい交流館ゆうホールで6日、津軽三味線ユニット「Lunare(ルナーレ)」のコンサートが開かれた。2階交流ホールを埋めた約170人の町内高齢者を躍動感のあるステージで魅了した。
コンサートは同町シニアクラブ連合会(惠達男会長)による文化講演会の一環で開かれた。
今回は、津軽の自然が育んだ古典芸能を始め、様々なジャンルのコラボレーションサウンドを日本全国のみならず、海外にも届けているルナーレを招待。ユニットを率いる津軽三味線奏者の彌月大治さんが、ピアニストの尾﨑江利子さんとともに繊細かつダイナミックな音色をホールに響かせた。
二人は、八木節(群馬県)、こきりこ節(富山県)、竹田の子守唄(京都府)など日本各地の民謡を現代のサウンドにアレンジ。お馴染みの情熱大陸、戦場のメリークリスマスも交えて計11曲を演奏。津軽三味線とピアノベースによる小気味よいコラボレーションサウンドに盛大な拍手が送られた。