城陽市内の人気スポットの一つ、水度神社境内から登る鴻ノ巣山散策道では、満開から「散り初め」になりつつあるサクラと、薄紫色のツツジのコントラストが楽しめる。
今週末にかけて、府南部は昼間、気温がグングン上昇し、初夏のような陽気になる予報。今まさにソメイヨシノ等のサクラとツツジのコラボが楽しめる絶好のチャンスだ。
地元のハイカーには、すっかりお馴染みの鴻ノ巣山散策路は、歴史街道・山背(やましろ)古道の一部で、水度神社から市総合運動公園に至る約1・5㌔のコース。
その道沿いには、ヨドガワツツジをはじめコバノミツバツツジ、ヒラドツツジ、モチツツジの4種類約500本が植えられている。近年の温暖化で、ここ最近は4月初めに見頃を迎えていたが、今春は3月の低温の影響を受け、やや遅めの開花となっており、4月中旬に見頃を迎えそうだ。
市民グループ・鴻ノ巣山を守る会(梅川甚三郎会長)が熱心に散策道整備に取り組んでいる。会員らの樹木剪定により、日当たりが良くなったツツジから開花し、徐々に全体が満開を迎える。ぜひ、家族や友人と、鴻ノ巣山散策道へ出掛けてみては。