〝お茶のまちです〟もっとアピール/宇治田原
「緑」の法被を着用し本会議に臨む(宇治田原町議会)

■ハッピ姿で本会議
宇治田原町は「お茶のまち」をアピールする法被(ハッピ)を昨年新調。今年も6月議会が招集された6日には議員、理事者側の全員が着用して本会議に臨んだ。
このハッピは、お茶カラー「緑」を基調に、背中には「京都・宇治田原町・日本緑茶発祥の地」の文字。
そして、もう一つのアピールポイント「ハート」の形状をした町の地図、その中に大きく「茶」と書かれている。
前から見ると黒地の襟(えり)に「日本緑茶発祥の地」「宇治田原町」。そこには町のマスコットキャラクター「茶ッピー」も描かれている。今後も節目の事業や町のPRイベントなどで参加者に貸与される予定。

■極上新茶でおもてなし
一方、来庁者には極上の新茶が振る舞われた。
特徴ある爽やかな香気を有し、滋味は温和という町産「つゆひかり」品種の水出し玉露。

「茶ッピー」も目を丸くしてお勧めする極上の水出し玉露を来庁者に振る舞う

天然玉露とも称される父親品種「あさつゆ」の優れた資質を継承するとともに、茶業に「光明」を与えることを期待して付けられた名前で、冷水でじっくり抽出すると、まさに逸品。
6日には、ハッピ姿の職員に西谷信夫町長、山下康之副町長、「茶ッピー」も加わり、心を込めて「おもてなし」。「おいしい~」という至福の表情に、宇治田原の「強み」を感じ取っていた。