泳ぎの上達 見守ります/宇治市水泳学園
泳ぎの上達、見守ります…息継ぎしながら25㍍平泳ぎにチャレンジ

宇治市水泳協会とスポーツ協会が主催する第63回「宇治市水泳学園」が1日、黄檗公園プールで開講した。太陽の強い日差しの中、子供たちが水しぶきをあげながら初日のレッスンに臨んだ。
まったく泳げない初級から4泳法で50㍍以上泳げる児童まで、クラス別に違う色の帽子をかぶって参加。各級に2人の指導員がつき、8日間の短期集中で上達を目指す講習会。受付初日から定員の70人を上回る参加希望があり、リピート受講の子も多かったという。
入園式では水泳協会の佐野恵理子会長が「昭和の時代、児童たちが水難事故に巻き込まれた事件を教訓に、日本で水泳の授業が広まったそうです。この原点に返り、まずは身を守るための泳ぎだと意識し、通ううちに水泳を好きになってほしい」と呼び掛けた。
教室はプール一般利用開始前の時間帯で、午前8時30分~9時30分(土日を除く)。最終日の10日に進級テストを行い、参加者全員に認定証を交付する。