陸上コーチから競技指導/太陽が丘で小学生向け練習会
宇治城陽陸上クラブの児童たちがコーチから指導を受けた

府立山城総合運動公園「太陽が丘」の陸上競技場で11日、小学生向けの陸上競技普及練習会が開かれた。宇治城陽陸上教室など地元チームと、個人での参加者たちが練習に汗を流した。
山城陸上競技協会(長棟秀之会長、櫻井砂夫理事長)が、競技人口の増加を図ろうと初めて開催したもの。協会の役員のほか、久御山高校の陸上部員もインストラクターとして準備指導に当たった。
今回の練習会は時間内(午前9時~正午)に自由に来場してもらい必要な際にアドバイスを受ける形式で、参加者たちはハードル走や走り幅跳び、リレーのバトントスなどの練習に励んだ。
短距離走のスタートダッシュで、高校生が小学生たちへ「セット(用意)の姿勢では体を丸めず背中を伸ばし、肩で体重を支える感じで」とアドバイス。合図で勢いよくコースへ飛び出していった。
櫻井理事長は「個人での参加が約10人あり、新聞報道を見て来場された方もいた。府大会の南部予選会(小学4~6年)が9月16日(月・祝)に開催されるので、今後も多くの人が参加できますよう」と話していた。