城陽の盛り上げに一役/「山城盆梅笑」初開催
櫓の前でダンスを披露する子供たち

地元・城陽の良いもんに触れ合おう、とのキャッチコピーを掲げた『山城盆梅笑(ヤマシロボンバイエ)』が18日、京都府立木津川運動公園『城陽五里五里の丘』で初めて開かれた。
地元の青谷小学校出身の同級生2人組が「地域を盛り上げたい」と企画。アウトドア関連の仕事を営む片塩準さん(40)が実行委員長に、プロの和太鼓奏者の福田久人さん(41)が副実行委員長として城陽の魅力を伝える内容を考え、約20店舗が出店した。
SNSでの告知、偶然入った地元のラーメン店での縁、記者会見などを行い、広く周知。情報が拡散され、猛暑にも関わらず、大勢が来場した。

子供たちに人気の妖怪お面づくり

正午に始まったイベントは、府立城陽高校のダンス部や軽音楽部、立命館大学和太鼓「ドン」、和太鼓団「陽城」など8団体が出演したステージをはじめ、地元産の野菜や梅酒の販売、野点、妖怪お面づくりなど多彩にラインナップ。夕方には、地元・青谷の木材店ホリモク㈱の協力で設営した櫓(やぐら)を囲んで、盆踊りを行い、盛り上がった。
片塩実行委員長は「課題もあった。参加店舗の意見を聞き、来年に改善したい。将来的には花火も打ち上げたい」と話した。